全く経験したことがない分野の求人に応募する場合には、何かと不利になりやすいです。当然ながらその不利を他の部分で埋める必要があります。

その中で特に重要なのが面接での受け答えです。面接は人としての部分をしっかり見られる場であり、面接官からさまざまな質問を投げかけられます。その際に面接官に一目置かれる回答ができれば、仕事に対する意欲アピールにつながり採用の可能性も高まるでしょう。

面接官からの質問で特に重要なのが志望動機です。志望動機は一番その人の意欲を確かめられる質問だからです。もし、志望動機が面接官から見て満足できないものであれば、評価はかなり低くなってしまいます。

そんな志望動機を考える時のポイントとなるのが、他の応募者たちと差別化を図ることです。うまく差別化するためには、ありきたりな志望動機は避ける必要があります。

例えば、看護師であれば看護師の仕事に魅力を感じたので応募した、この医療施設は素晴らしい取り組みをしているので応募した、という志望動機ではありきたりな理由と捉えられがちです。もし他の就職希望者に経験者がいれば、未経験者の人はすぐに忘れられてしまうでしょう。

そのため、志望動機は大雑把に伝えるのではなく、もう少し細かくさらに意欲を示す動機を伝える必要があります。そのためには、自分ならではの仕事の取り組み方をアピールしたり、志望する職種に興味を持った独自のエピソードを語ったりすることが大切です。